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シーズンオフの恒例となったベルマーレ・ビーチバレーチームによる巡回バレーボール教室も今年で8年目を迎えました。
今年度最初の巡回先は伊勢原市立伊勢原小学校で、受講チームは伊勢原ジュニア(男女)と中沢中学校女子バレー部の皆さんで、合計31名の子供たちとバレーボールを楽しんできました。
今回は社会貢献活動の一環として産業能率大学の女子ビーチバレー部の皆さんにも教室に参加してもらいました。
もともとこの活動は、子供たちにもっとビーチに足を運んでビーチバレーに触れ合う機会を設けるための普及活動の一環としてはじめました。
欧米や南米では当たり前のように幼少期からビーチでバレーやサッカーを遊び感覚で、楽しみながら行っています。
経験がものを言い、若い選手がなかなか勝てないビーチバレーという競技性において、幼少期から遊び感覚でもビーチバレーに嗜んでいることは、若年層から結果を出せる要因につながっています。
特に日本のビーチバレー選手は、Vリーグを引退して20代後半から本格的にビーチに転向するケースが多く、早くても大学を卒業してから22~23歳でビーチをはじめる選手がほとんどなので、能力が高くても経験が足りず、キャリアを積んでこれからというときには体力が落ちてしまって、なかなか結果が出せない状況が続いています。
しかし、普段バレーボールしかやっていない子供や監督さんにいきなりビーチバレーをしませんかといっても無理があるので、普段子供達が練習している小学校の体育館で1チーム毎バレー教室を行い、ビーチバレーチームの選手やスタッフがコーチとして出向き、顔を覚えてもらい応援してもらえるようになり、年に2回ほど開催している小学生のビーチバレー大会に出場してもらい、ビーチバレー教室にも参加してもらい、少しずつビーチバレーに興味を持ってもらえる環境作りをしています。
将来、湘南地域の子供たちがオリンピックで金メダルを取れることを信じて、今後も地道にビーチバレーの普及活動を続けて行きたいと思います。
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