湘南ベルマーレサイクルロードチーム|CYCLE ROAD

トライアスロン レポート

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2018:06:09:10:00:02[18.06.09]

JPTシリーズ第10戦 第2回JBCF那須ロードレース


開催日:2018年6月9日
開催地:栃木県那須塩原市
レース形式:ロードレース/公道
 
【レース結果】
1位 木村 圭佑 (シマノレーシング) 02:32:08  av42.59km
2位 橋本 英也 (チームブリヂストンサイクリング) +00:00
3位 窪木 一茂 (チームブリヂストンサイクリング) +00:00
4位 吉田 悠人 (那須ブラーゼン) +00:00
5位 アイラン・フェルナンデス・カサソラ (マトリックスパワータグ) +00:00
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9位 小嶋 渓円 (LEOMO Bellmare Racing Team) +00:02
35位 米谷 隆志 (LEOMO Bellmare Racing Team) +00:33
DNF 岩瀬 照 (LEOMO Bellmare Racing Team)
DNF 才田 直人 (LEOMO Bellmare Racing Team)
 
【レース展開】
前日の那須塩原駅から場所を移して黒田原駅前で開催された日曜日のレース。前日とは打って変わって厚い雲が覆う朝の空。提供会社によって異なる天気予報に出来るだけ良い予報を信じたいところでしたが、最初のエリートのレースが始まる前から降り始める雨。天気は一番悪い予報が当たってしまいましたが、レース結果としてもレース中の動きとしてもLEOMO Bellmare Racing Teamにとっては一筋の光がさした第2回JBCF那須ロードレースのレポートをお届けします。
 
前日のクリテリウムで結果を残せなかった選手たち。各々が前日の反省を持ってレースに挑む。
 
岩瀬選手はマッサージと針をいつもより多めにしてもらいストレッチも入念にカラダの状態を上げる。また、前日のウォーミングアップ不足を反省し、今日はしかっりとローラーを回す。才田選手も同様にしっかり目のウォーミングアップ。小嶋選手は「序盤から集団前方で展開をして今日はアタックをしようと決める」と精神的ウォーミングアップ。米谷選手も...と書きたいところですが、チーム内でただ一人ガチガチの緊張状態でレースに挑む男、米谷選手。
 
今日のJプロツアーレースは最終レース。14時過ぎに7.2kmのコースを15周する108kmのレースがスタート。
 
スタート前から珍しく妙に緊張してしまっていた米谷選手。パレード区間で焦ってグレーチングを踏んでしまい一人で落車し前輪をパンクさせてしまう。怪我もなく、車輪を交換してもらって再スタートするも、自分の動きが全く信用できなくなってしまい速度の速い集団と残り2kmのグレーチングのあるコーナーがとても怖く、登りで位置を上げるものの集団の流れに乗り切れず下りで大きく位置を落とす繰り返し。位置を上げるために何度も脚を使い消耗してしまう。頭を冷やすために一旦前に上がるのをやめて集団内で待機。結局流れに乗れず落ち着いて走ることが出来ない。
 
そんな中、集団前方では岩瀬選手と小嶋選手が積極的に動く。
 
岩瀬選手と小嶋選手は序盤から先頭10番手付近をキープしての走り。常にレース展開が分かる位置取りで2人でコミュニケーションを取りながらレースを進める。アタック合戦が続く中、集団前方のいつでも反応できる位置でハイペースの中でも自分たちのリズムを作りつつレース状況を冷静に判断して走る事が出来ていた。
小嶋選手は1周目のパレードが終わり、S/F地点の手前の登りで何名かが飛び出したタイミングが反応する。しかしすぐに吸収されてしまったので次のアタックに反応できるよう集団の10番手で待機。2周目の登りでBSの選手のアタックに反応をしたがこれも下りで吸収された。
岩瀬選手も同様にメンバーの濃い10名程度の逃げに乗っていく。この逃げは1周で捕まってしまうが、その後も有力チームのアタック合戦に混ざり何度も逃げを試みる積極的な走りをみせる。
 
レースは5周目付近から落ち着きをみせる。
 
米谷選手もやっと落ち着き、集団前方に上がって動きに加わる。小嶋・岩瀬の両選手も集団15番手付近の中で走り続ける。6周目に入る手前アタックに米谷選手が入り、そのカウンターアタックには小嶋選手が乗っていく。岩瀬選手も同様に逃げとカウンターに対応していく走りを続けた。7周目に入る手前では、入部選手(シマノレーシング)がアタック。集団が牽制状態となり差が開いたところで米谷選手がアタック。シマノレーシングのもう1名と追走を開始すると集団が少し離れたためそのまま踏んでいく。そのまま動いていったが半周弱で吸収された。
 
レースも残り4周。ここであの小嶋選手に調子に乗ってもよい日がやっと訪れた。
 
残り4周で今日は絶対に行けると確信した小嶋選手。米谷選手に集団前方のポジションを取りたいと伝える。米谷選手も宇都宮ブリッツェンが全員でコントロールに入っていることを確認し、集団スプリントに向けた展開だと予想する。スプリントの展開ならば小嶋選手の方が強く、また自分はすでにかなり消耗していると判断した米谷選手は、小嶋選手のために動くと伝えた。
 
2人は弱虫ペダルの近くで位置取りを開始。そこから周回を重ねる毎に集団はペースアップし始めるがまだまだ余裕のある小嶋選手。今日は調子に乗れる日に違いない。
 
LEOMOの2人は、残り2周あたりから那須ブラーゼンの後方位置を弱虫ペダルと取り合う。人数を揃えた弱虫ペダルに被せられるも大きく位置は落とさず、ポジションを守り抜く米谷選手。そのままの位置で最終周回に入り、小嶋選手の後ろをブロックしながら残り3kmからの登りを越えた。ここで小嶋選手に対するアシストも力尽き、残り2kmからの登りで耐えられずに遅れてゴール。
 
米谷選手のアシストで最終周回の登りを先頭から15番以内でクリアしていく小嶋選手。フィニッシュライン前の登りは10番手をキープし、そこからとにかく埋もれないよう前々で行くことを意識をしてスプリントに向かっていく。残り2kmで橋本選手(チームブリヂストンサイクリング )と木村選手(シマノレーシング)が先行。ここで小嶋選手に痛恨の「躊躇」が到来し2人の動きを見送ってしまう。残り200mでスプリントを開始したがゴール直前の位置取りで脚を多く使ってしまい、スプリントが伸びてこない。ゴール直前で他の選手にまくられ9位でゴールした。
 
【宮澤監督から】
才田選手と米谷選手を中心にレース後半に勝ち逃げがあれば乗ることを指示。レースは終始上りでの速い展開に苦しんだが、前日のクリテリウムのような全く歯が立たない展開ではなかった。チームとして前半から集団前方でまとまって走り、岩瀬選手は集団のペースアップに前々で動き、体調の悪い米谷選手は小嶋選手と連携しながら小嶋選手の位置取をサポート。集団スプリントとなった展開の中で小嶋選手が9位でゴール。
レース序盤から終盤までチームとしてまとまって走る事が出来たのは良かった。岩瀬選手も自分自身の今出来ることの中で、前半に動くという判断ができたのは良かったが、繰り返し展開に乗れる力をつける必要を感じる。米谷選手の判断で小嶋選手と連携してレース後半まで動けたことも良かった点。小嶋選手の力およばずだったが9位に入る事ができ、これまでで一番良い成績を残す事ができた。才田選手はこの2日間で自身の力を発揮するチャンスを得られなかったのは残念。岩瀬選手はクリテリウムでは速い展開と立ち上がりの中で力を発揮できなかったが、ロードレースでは少なからず今後のレースで結果を残せる「足がかり」は掴んだと思う。レースシーズンも前半戦を終えてしまうが、後半戦での戦い1つ1つに集中して臨んでもらいたい。
 
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