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2017:10:26:21:29:51[17.10.26]

【関東リーグ共催記念】サテライトチームP.S.T.C. LONDRINA伊久間監督インタビュー

10月28日(土)のアグレミーナ浜松戦はサテライトチームP.S.T.C. LONDRINAが所属する関東1部リーグとの共同開催です。
それを記念してP.S.T.C. LONDRINAの伊久間洋輔監督にお話をお伺いしました!昔の秘話から現在の話までたっぷりお聞きしましたのでぜひ映像インタビューも合わせてご覧ください!
 
▽試合情報
■DUARIG Fリーグ2017/2018 第24節
 @小田原アリーナ
 10月28日(土)15:00キックオフ
 湘南ベルマーレ VS アグレミーナ浜松
 
■SuperSports XEBIO 第19回関東フットサルリーグ1部 by PENALTY 第15節
 @小田原アリーナ
 19:00キックオフ
 P.S.T.C. LONDRINA VS ブラックショーツフットサルクラブ
 
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■P.S.T.C. LONDRINAについて
 P.S.T.C. LONDRINAはトップチームが湘南ベルマーレとしてFリーグに参入してから、サテライトチームとして神奈川県2部リーグからスタートをしました。1年目は途中までケイト(奥村敬人:現トップチーム監督)が監督をしていて、ケイトがトップチームの監督になるのをきっかけに僕が選手兼監督となりました。1年目で(神奈川県)1部に昇格することができたのですが、サテライトは時期的に選手が少なくなることがあるんですね。それがこの2年目のタイミングで、残っていたのが高校生の3人位と、入ってきたシュウト(山中秀太:元湘南ベルマーレ)、ゴレイロは(植松)晃都のお兄ちゃんのコウキがやったり、とにかくプレイヤーが6人くらいしかいなくて。刈込(真人)もいたのですが怪我して出来なかったりで。そんな中、リーグ初戦を迎えて2部から昇格してきたチームにボロ負けしてしまったんです。これはやばいぞ・・・となったのですが、何試合か後にゴレイロの選手含めて2、3人入ってきてくれて、刈込も復活して、何とか1部に残留することが出来ました。(鍛代)元気もこの次の年くらいに入ってきましたね。
 
 その後、神奈川県リーグは3回優勝したのですが(関東リーグ)参入戦になかなか勝てなくて。関東リーグ参入を決めた3度目の参入戦は今もトップで活躍している近藤、刈込、安嶋、植松、岡村(岡村康平:現フウガドールすみだ)と戦いました。活躍した選手がトップに昇格していって、サテライトチームにもまた新しい選手が入ってきてどんどん若返っていく、というのを繰り返しています。関東1部参入を決めた昨シーズンは晃都、拓也、俊太、充哉、玲惟がいて、今シーズンは主力4人がトップに上がって「今シーズンはどうかな?」って思っていたんですが、みんなすごく伸びていて、チームの調子も順位も上向きです。
 
--現在のP.S.T.C. LONDRINAについて教えてください。
 僕の中でロンドリーナスタイルというのは貫いて来ていて、その中に歴代のトップチームの監督の良いものが上澄みされていった。それを(4年前に)直樹(横澤直樹:現トップチームアナリストプレイヤー)が来てからさらにブラッシュアップされているというのが今のロンドリーナかな。元々、直樹がやっていたメソットを受け継いだものを入れながらやっていたから、直樹が来てよりブラッシュアップされたものが今のロンドリーナには入っている。もちろん良い選手はトップに上がって、トップの厳しい状況の中でも戦えている。今もそれに続く選手はまだ(ロンドリーナに)いるという状況です。今季は昨季の戦力がトップに上がっているから(戦力が)落ちるはずなのですが、今の順位にいるというのは、サテライトで活躍した選手がトップチームで活躍して(Fリーグでの)順位も上がっているっていのは必然とモチベーションになって、みんな結果を出したいって頑張る、そういうのも好調の要因の1つだと思います。常に上に行きたいという思いが選手たちから見えますね。
 
■育成と地域との関わり
 Fリーグに参入することになった時に、地域の各団体にご挨拶へ伺ったところから「若い奴らが何かやると言ってるぞ!」という感じで、当初から地域の方々にすごく協力をしていただきました。当時、小田原市サッカー協会の副会長だった柏木功さんにお力添えをいただいて、そこからどんどんと広がっていきましたね。年々、応援してくれる人が増える中で、地域にどう貢献すれば良いんだろうというのがあって。貢献する貢献すると言っても何をやったら良いのだろうかとなった時に、1つは地域を盛り上げるためにイベントに参加することや学校を周る活動などを続けて来ました。みんなでたくさん色々なところを周りましたね。そういう活動を通して地域に貢献をしていって、さらに応援してもらえるようになる。今年こそ順位は良いですが、良くない時でも「自分たちのチームだ。」と応援してくれる人がいっぱいいるというのは本当にありがたいことで、こういうことは若い選手にも伝えていかなきゃいけないなと思っています。
 もう1つは地域の子どもたちを人間としてもプレイヤーとしても良い選手に育てること。子どもたちを指導することによってフットサルでもサッカーでも人間的にも成長出来て、僕たちに関わって良かったとなるように育成をしていきたいと思っています。
 僕たちはもちろん勝ちたい。でもただ勝てばいいってわけでもなくて、育成や地域へ貢献することによって結果が出るんだと、今すごく実感しています。この地域で育った子どもたちが高校や大学で1度外へ出たとしても、ここへ戻ってきてその子どもたちが地域へ貢献が出来る。そうなれるように日々頑張っていきたいです。
 
■プレイヤー当時の奥村敬人監督について
 ケイトは髪型を突然、アフロにしたり、確かあれは(全日本)選手権の全国大会に出た時に、髪を坊主ぽくして色をまだらにしてきて、「ん?ボール?」みたいな。たぶん本人に言ったら「ちげーよ!」って言われると思うんですが、「何だこの髪型は!!」っていうのをいつもしてきたりとか。あと、アフロでヒゲ生やすとか。それですごいトゥーキック決める。でも根は真面目っていう。
 
 ケイトは本当にいろんなところよく見ているんですよ、今も昔も変わらず。常に細かいところを見ている。他人の会話とかもすごくよく聞いているんです。見てないのに聞いてる、そんなケイトのエピソードがあってですね。昔、当時あったドリームランドというところで練習をやっていて、少し休憩している時に、ケイトは一番向こうのゴールの角の方にいて、僕らは対角線のコーナーにいたんですね。絶対会話は聞こえない距離。しかも僕らとは反対の方向を向いて誰かと話していたんです。僕は後輩のタケハナと話していて、会話の中で少し「ケイトはさ・・・」って話したんです。そしてたら、絶対聞こえるはずのないケイトが"ふっ"てこっちを見たんですよ(笑)『『えーーーー?!!!それ聞こえんのー????!!』』ってタケハナと2人でたまげたね。
 
--奥村監督は実際聞こえてたんですかね?
向こうから近づいてくるケイトに「今聞こえたの?」って聞いたら「なんとなく空気の流れ、感じた。」って(笑)もしかしたら今でもホームゲームの時とかに観客席で「ケイトがさ・・・」って俺が話したらケイトが振り向く可能性ありますね(笑)そのくらいケイトには細やかさがあるんですよね。
 
■伊久間洋輔の引退秘話・・・
 あれはもう、忘れもしない珍事件ですよ。トップチームの選手からロンドリーナの選手兼監督をやっている時ですね、あれは県リーグ1部優勝した年の最終節。基本的には県リーグは県央や藤沢でやることが多いのですが、この日はたまたま小田原アリーナだったんです。ホームだし、見に来てくれる人もたくさんいて、ちょうど子どもが1歳くらいの時で、家族も子どもを連れて見に来てくれていた試合でした。
 事件は試合中に起きました・・・。カウンターになって右サイドを仲間がガーっとドリブルしてきて、俺もセカンドポストに走ったわけですよ。完全に逆サイドで打てば入るって感じで、俺は『(シュートを)打つんだろうな』と思いながらセグンドに詰めてた。たぶん、勝ってたし気を使ったんだろうね、俺にパス出して来て。『え?!嘘だろ!!』って思って無我夢中で左足でスラインディングしたんですよ。それでスライディングが終わって、なんかおかしいぞ、と。靴が脱げてて、『あれ?』って思ったら、『足が逆に曲がってるー!!!!』っていう(笑)みんなも心配してるんだけど、ちょっと引いてましたね(笑)
 
--そのシュートは入ったんですか・・・?
 入らなかったんですよ(笑)入らないし、足は曲がってるし!!そのまま家にも帰れず、1ヶ月半入院ってなって。僕はその後の試合の動向はわからなかったんですが、試合は勝って、チームは県リーグ優勝でした(笑)スライディング、全然意味なかった(笑)
 

 


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