湘南ベルマーレサイクリングチーム|CYCLE ROAD

トライアスロン レポート

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2017:07:26:22:35:21[17.07.26]

JPTシリーズ第10戦&第11戦・第3回 JBCF みやだ高原ヒルクライム&第9回JBCFみやだクリテリウム

<JPTシリーズ第10戦・第3回 JBCF みやだ高原ヒルクライム>
開催日:2017年7月22日
開催地:長野県宮田村
距離:10.7km 標高差890m 平均勾配8.6%
 
【レース結果】
1位 ホセビセンテ (マトリックス) 33:49 av18.9km/h
2位 雨澤 毅明 (宇都宮ブリッツェン) +40
3位 田窪 賢次 (マトリックス) +1:23
4位 飯野 智行 (宇都宮ブリッツェン) +1:32
5位 吉岡 直哉 (那須ブラーセン) +1:51
9位 米谷隆 (LEOMO Bellmare) +2:41
10位 才田直人 (LEOMO Bellmare) +2:47
11位 横塚航平 (LEOMO Bellmare) +2:50
48位 古田潤 (LEOMO Bellmare) +8:07
50位 森崎英登 (LEOMO Bellmare) +8:32
67位 林祐作 (LEOMO Bellmare) +10:51
 
【レース展開】
レースはスタートと同時にアイラン、ホセが一気にペースを上げレースを決めに来る動きを見せる中、才田、米谷、横塚もギリギリのペースで前との差が開かないように走る。オーバーペースで潰れる可能性が高く、この6名を行かせることを決めペースを落としながら自分達のゴールまで届くテンポでレースを進める。
才田はスタート直後から体調が良くないことに気づき、米谷、横塚にその旨を伝えそれぞれのペースでレースをこなしていく。横塚は先日の全日本選手権タイムトライアルで、オーバーペースで入るとその後のパフォーマンスに影響が出ることをLEOMO Type-Rを使って知ることで、体が暴れないように目標とする400W以下をキープしながら上り、後半ペースを上げていく。米谷もライディングフォーム改良中で、高い強度のトレーニングができていない中、しっかりと自分の走りを確かめながら、才田と話をしながら自分のペースで上っていく。
 
【宮澤監督から】
それぞれの走りのビジョンをしっかりと持ち、チームメイトと話をしながらレースを勧められた事は今までになく良いことだと思う。タイムトライアルに似た上りのレースは、きつい中で話をすることが難しいからだ。
横塚は今までの失敗を糧に、今まで以上に上れたレースとなったと思う。米谷もJPTで1桁リザルトは初めてで、フォーム改良が良い方向へ向かっていってほしい。才田は体調が優れない中、最低限のパフォーマンスで良いリザルトを残してくれたと思う。古田は得意な平坦である、明日のレースに期待したい。森崎は上りが苦手なスプリンタータイプだが、一定出力を出し続けるイメージを持ってしっかりと最後まで最善を尽くした。林選手は、腰痛が出ないようにセーブしながら昨年以上の出力をキープしながら上れている。結果には繋がらないが、しっかりと1歩1歩進んでほしい。
 
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<JPTシリーズ第11戦・第9回JBCFみやだクリテリウム>
開催日:2017年7月23日
開催地:長野県宮田村
距離:3.2kmx15周 48km
出場:才田直人、横塚浩平、米谷隆志、古田潤、宮澤崇史、加地邦彦、森崎英登、林祐作
 
【レース結果】
1位 吉田 隼人 (マトリックス) 1:12:57  av39.47
2位 小野寺 玲 (宇都宮ブリッツェン) +1
3位 鈴木 譲 (宇都宮ブリッツェン) +2
4位 入部 正太朗 (シマノレーシング) +2
5位 ホセビセンテ (マトリックス) +3
10位 横塚航平 (LEOMO Bellmare) +4
21位 才田直人 (LEOMO Bellmare) +1:28
DNF 米谷隆 (LEOMO Bellmare)
DNF 古田潤 (LEOMO Bellmare)
 
【レース展開】
予選レース後も怪しい雲行きが近づいてきたが、道路は濡れてはいなかった。雨が降り出したのは、決勝前2時間を切ったあたりからポツポツと当たり始め、スタート前には道路は完全に濡れている状態になる。
決勝に全員駒を進め、直前のミーティングではペースが上がったら3周以内を目標に逃げに全員乗ることを宮澤監督が指示を出す。
レーススタート後集団は一気にペースが上がるも、マトリックスが集団前方に位置し、完全にコントロールに入る。
予選よりも遅いペースで進むが、濡れた路面でコーナーリングのテクニックの差が生まれ、集団後方はストップ&ゴーの連続に、予選を勝ち抜いた選手たちが次から次へと遅れていく。
古田、米谷もその動きに体力を奪われ、それぞれ前半、中盤で姿を消す。
常に集団後方に位置する才田は、以前このコースで落車した経験から雨という気象条件も加わり、コーナーで常に集団かに離されてしまう。
それでもレース終盤まで粘りの走りを見せ、遅れた選手とゴールへ向かう。
集団はマトリックス、宇都宮ブリッツェン、シマノが集団前方をキープしているので、なかなかその中に入ることはできず、横塚も苦しい展開の中集団後方で我慢の走りが続く。
しかし、後半になると体力的にも限界が訪れ、残り2周でアタック合戦が始まった時には動けない状態になってしまう。
しかし、なんとか集団にくらいつき10位でゴールとなった。
 
【宮澤監督から】
米谷、古田は苦手ではないコースで攻めの走りができなかったこと、インターバルに弱い部分を次回のレースまでに克服してきてほしい。
才田は、今日の集団の中で1番脚を使った選手であろうが、結果につながる動きができなければならない。しかし、不得意なこのコースで激しいインターバルを繰り返しながらも終盤まで残ったことは評価できる。自分の得意なレースで生かしてほしい。
横塚選手は序盤に前の位置を取り続けられれば、自分の居場所を確保することができるだろう。レースは序盤の30番手と、終盤の15番手ではコーナーリングのテクニックや、通過スピードが変わる。常に同じポジションで同じスピードで走る中で、打開策を見つけてほしい。
 
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