湘南ベルマーレサイクリングチーム|CYCLE ROAD

トライアスロン レポート

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2018:07:09:09:02:18[18.07.09]

JPTシリーズ第11戦 第52回JBCF西日本ロードクラシック広島大会

開催日:2018年6月30日
開催地:広島中央森林公園
レース形式:ロードレース 12km/1周
 
【レース結果】
1位 窪木 一茂 (チームブリヂストンサイクリング) 02:46:39  av39.85km
2位 横山 航太 (シマノレーシング) +00:00
3位 小野寺 玲 (宇都宮ブリッツェン) +00:00
4位 アイラン・フェルナンデス・カサソラ (マトリックスパワータグ) +00:00
5位 中西 健児 (KINAN Cycling Team) +00:00
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21位 米谷 隆志 (LEOMO Bellmare Racing Team) +04:01
32位 才田 直人 (LEOMO Bellmare Racing Team) +09:56
DNF 小嶋 渓円 (LEOMO Bellmare Racing Team)
 
【レース展開】
島根県益田市で開催された全日本選手権ロードレース大会から1週間後、多くの自転車選手たちが再び中国地方に集結した。第52回となるJBCF西日本ロードクラシックは、例年通り広島空港脇の広島中央森林公園で開催。梅雨明け宣言が発表された関東地方から、チームは再び雨の広島に入ることとなった。去年のレースでは才田選手が3位に入り、期待が高まる本大会ではあったが、如何せん雨が不得意な才田選手。期待と不安が取り巻く中でJプロツアー第11戦のレースが始まった。
 
広島中央森林公園内に設置された1周12.3kmのコースを9周回し計110.7kmとなるレース。スタート地点から細くコーナーの多い下り基調が続くジェットコースターのようなコースに、雨、という悪条件。選手たちにとっては厳しいレース展開が予想される。
 
スタートを見送り、再び選手が現れた2周回目の第1コーナー付近。急激に強まった土砂降りの雨と霧の影響で選手の判別がほぼつかない状況。それでもなんとか目をこらして黄色いヘルメットを探す。最初に現れた米谷選手は集団の最後尾になんとか食らいついた状態で通過。その後に少しだけ離れて小嶋選手。さらに後ろの追走集団先頭に才田選手という状況。1周回目からチームの3名にとっては苦しい展開となっていた。
その後のレースは、3名の逃げ集団をメイン集団が追う展開が最終周回まで続き、最終周回のアタック合戦からのスプリントとなったが、チームの3名は後続集団でのレースを余儀なくされてしまう。小嶋選手は6周回目に入るところで赤旗DNS。米谷選手はなんとか21位でのフィニッシュとなり次年の全日本選手権参加資格を獲得。才田選手も雨の上がった後半に折れたココロと脚を再起動し、32位での完走となった。
3人ともに「雨で前が全く見えない、下りが攻められなかった」というのがレース後の感想だった。
 
【宮澤監督から】
全日本選手権の翌週という事で不完全燃焼と心身疲労の選手が分かれると予想。レースランクがAAAAの初日のロードレースは、チームにとっても良いレーススケジュールとなった。
レーススタート後に雨が一気に強くなり、1周目に帰って来た選手を見て心配が的中。米谷のみが前になんとか残る展開だが、ホームストレートで後ろから下に入る走りで期待は出来ず、案の定終盤にドロップ。結果に結びつけられないレースとなった。
下りで遅れない方法を試して行くしかない。そもそもロードレースのスタート地点に立てていないのが問題。下手な選手でも何かしらの方法で良くなる。ダメを繰り返していてはダメ。集団は後ろにいたら誰でもスピードは速いし、速度のアップダウンがあるから、苦手な選手こそ前にいないと何もできない。速度の安定している前で走らないと始まらないと思っている。
 
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