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6月13日に中国地域ロードが広島森林公12.3km周回を8周回する98.4kmで行なわれ、湘南ベルマーレロードチーム、キャプテンの山根選手が優勝しました。地域ロードとは、関東地域など各地域で行われ、各選手が本来所属のチームから離れて、県代表のジャージを身にまとって参加する大会です。
Jツアーから比べれば、選手層は薄く、実力にばらつきがありますが、ライバルとなる選手は必ず存在し、勝つのは毎年難しい大会です。今大会では、山口県の白石慎吾(元MTB世界選手権代表)、広島代表でJツアーを戦う伊藤翔吾(MASSA FOCUS)がライバル。二人は同県選手のアシスト陣を持つが、山根は地元島根県の選手層が薄く、ほぼ1人で戦う厳しい布陣でのレースとなりました。
山根は雨でリスキーな下りではじまるコースを、集団の前方でクリアし、後半は積極的にアタックをかけて、山口県のアシストの数を減らしたほか、集団の活性化によって単独で逃げ続けた広島の選手を吸収することに成功しました。
終盤、アタックの応酬により、広島のアシストも崩壊し、最終的には山根、白石、伊藤の3名によるぶつかりあいになり、アシストの影響がない状況にすることができました。
ゴール手前まで勝負はもつれこみ、ゴールスプリントで山根は力を振り絞って先行する伊藤翔吾をまくり、真っ先にゴールへ飛び込み、優勝を飾りました。また、後続からは鳥取県代表で同じく湘南ベルマーレ・コムレイドクラブメンバーの津村選手が7位でフィニッシュしました。
優勝 山根理史(湘南ベルマーレ)
2位 白石慎吾
3位 伊藤翔吾
7位 津村佳英(湘南ベルマーレ・コムレイド)
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